腎臓(じんぞう)の機能を人工的に代替・代行する治療法です。
腎臓の働きが10%以下になると血液のろ過が正常に行えなくなり、体内の水分や老廃物の調整ができなくなります。(腎不全)そういった場合に人工透析を行います。
腎臓は、背中側の腰より上にあり、背骨を挟んで左右にひとつずつある臓器です。
見た目はそら豆のような形をしており、大きさはこぶし大の大きさです。
血液中の老廃物をろ過して尿を作ったり、血液の調整をしたりなど、からだの「排水処理場」と言われています。
腎不全とは、腎臓の働きが不十分になり機能が低下した状態のことです。
腎不全には、急激に腎臓の機能が低下する急性腎不全と数ヶ月から数十年かけて機能が低下する慢性腎不全の2種類があります。
腎機能が急激に(1日~数週間)低下します。主な原因としては、脱水・ショック状態・薬剤などが挙げられます。 診察時に原因を突き止めることは難しいこともありますが、適切な治療により腎機能が回復する可能性があります。
腎機能が数ヶ月から数十年をかけて徐々に低下します。
慢性腎不全になってしまうと、腎機能は正常に戻ることはなく、多くが末期腎不全へと進行します。
血液透析とは、血液を一旦体の外に出し、人工腎臓(ダイアライザー)を通して老廃物や不要な水分を取り除き、再び体に戻す治療です。
ダイアライザーとは
ダイアライザーは、血液の中にある老廃物・余分な水分などをろ過するための装置です。筒のようなケースの中に細いストローのような透析膜が何本も入っており、内側を血液が流れ、外側は透析液が流れます。この透析膜には無数の穴が空いており、老廃物や不要な水分を透析液側に移動させ、血液をきれいにします。
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